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刀身のフィルム貼替えに必要な道具
紙ヤスリ【600番】・カッター・ハサミ・セメダインラッピー【幅18ミリ】
刀身のしのぎの部分(刀の内側)のフィルムを剥がします。
刀身にこびり付いている糊を落とします。
※かなりこびり付いている場合は、アルコールを染み込ませた布で拭き取り、乾いたところでやや粗目の紙ヤスリをかける。
カマボコの板などに紙ヤスリを巻き付けて、写真のようにヤスリをかけます。
刀身の刃の部分にフィルムを貼ります。
コツはまず刀身の刃の部分だけにフィルムを付けて行きます。
刀身の刃先まで来たら1.5ミリ程度短めのところでフィルムをハサミでカットします。
刃の部分が終わったら、反対側の峰の部分にも同様にフィルムを貼りつけます。
刃先の部分を刀身の峰の部分にはみ出さないよう、写真の様にナナメにハサミでカットします。
刀身のフィルムを気泡が入らないように、手元から刃先に向かって少しづつ貼り付けて行きます。
しっかり貼り付いたら、刃の部分に600番の紙ヤスリを小さく折って軽くこすり、刃文を付けます。
次にしのぎの部分にフィルムをバランス良く空気が入らないよう貼り付けて行きます。
細かく指でこすりながら、空気が入らないように貼り付ける。
切っ先の部分を刀に沿ってナナメに切り、しっかり指で押さえながら貼り付けます。
細くはみ出した部分をカッターで切り取ります。
切っ先のアールになった部分だけにフィルムを貼ります。
刃に貼り付けて行くとシワが出来ますので、細いシワを指でしっかり押さえます。
シワの部分で飛び出した部分に、小さく絞ったライターの火で焼きなじませます。
貼り終わったら古新聞で挟んで良く磨きます。
古新聞で全体をなじませれば完成です。
ご購入頂いたお客様には、刀が壊れた場合の修理や鞘の塗り替え等のご要望がございましたら承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
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